シャープ ポケットコンピュータ用カセットインターフェースの製作
コンピュータと言えるもので初めて私が購入したのが、1983年にシャープから発売されたポケットコンピュータ(通称ポケコン)のPC-1245という機種でした。 シャープのポケットコンピュータは、1980年代から1990年代にかけて発売された、小型のパーソナルコンピュータです。これらの機種は、BASIC言語を搭載し、キーボードや液晶画面を備えていました。また、拡張スロットやシリアルポートなどのインターフェイスもあり、外部デバイスとの接続も可能でした。 1970年~80年代、コンピュータの記録媒体としてカセットテープが広く使われていました。コンピュータで作成したプログラムをカセットテープに保存したり、カセットテープから読み込んだりするには、 カセットインターフェース という、コンピュータとカセットテープレコーダーを接続するための装置を使いました。 ポケットコンピュータも例の漏れず、周辺機器としてカセットインターフェイスが売られていました。PC-1245では「CE-124」という型番のカセットインターフェイスが使用できました。CE-124 は、11 ピン拡張コネクタを備えたポケットコンピュータで幅広く使用できるカセットインターフェースです。 CE-124 は現在入手困難ですが、同等品を簡単に自作することができます。 回路図は以下のとおりです。 J2,J3,J5は無くても構いません。 KiCADで基板を作成した場合の製作例 使用例(ICレコーダーとの接続) データレコーダー、または相当品(ICレコーダー、パソコンなど)への接続には、以下のステレオミニプラグ(3極,3.5mm)とステレオモノラル変換ケーブルを使います。 LOAD時は、TIP(Lch)をヘッドフォン出力、CMT出力に接続します。 SAVE時は、RING(Rch)をマイク入力、CMT入力に接続します。 上記製作のKiCadプロジェクトは、 GitHub にて公開しています。