投稿

9月, 2023の投稿を表示しています

シャープ ポケットコンピュータ用カセットインターフェースの製作

イメージ
コンピュータと言えるもので初めて私が購入したのが、1983年にシャープから発売されたポケットコンピュータ(通称ポケコン)のPC-1245という機種でした。  シャープのポケットコンピュータは、1980年代から1990年代にかけて発売された、小型のパーソナルコンピュータです。これらの機種は、BASIC言語を搭載し、キーボードや液晶画面を備えていました。また、拡張スロットやシリアルポートなどのインターフェイスもあり、外部デバイスとの接続も可能でした。 1970年~80年代、コンピュータの記録媒体としてカセットテープが広く使われていました。コンピュータで作成したプログラムをカセットテープに保存したり、カセットテープから読み込んだりするには、 カセットインターフェース という、コンピュータとカセットテープレコーダーを接続するための装置を使いました。 ポケットコンピュータも例の漏れず、周辺機器としてカセットインターフェイスが売られていました。PC-1245では「CE-124」という型番のカセットインターフェイスが使用できました。CE-124 は、11 ピン拡張コネクタを備えたポケットコンピュータで幅広く使用できるカセットインターフェースです。 CE-124 は現在入手困難ですが、同等品を簡単に自作することができます。 回路図は以下のとおりです。 J2,J3,J5は無くても構いません。 KiCADで基板を作成した場合の製作例 使用例(ICレコーダーとの接続) データレコーダー、または相当品(ICレコーダー、パソコンなど)への接続には、以下のステレオミニプラグ(3極,3.5mm)とステレオモノラル変換ケーブルを使います。 LOAD時は、TIP(Lch)をヘッドフォン出力、CMT出力に接続します。 SAVE時は、RING(Rch)をマイク入力、CMT入力に接続します。 上記製作のKiCadプロジェクトは、 GitHub にて公開しています。

ファミつくったー!

イメージ
こんにちは、今日はファミコン互換機の作成についてお話ししたいと思います。ファミコン互換機とは、ファミリーコンピュータ(通称ファミコン)のゲームを現代のテレビやパソコンでプレイできるようにした機器のことです。ファミコンは1983年に発売された任天堂の家庭用ゲーム機で、日本では大ヒットしました。しかし、ファミコンは旧型のテレビにしか接続できないため、今ではプレイするのが難しくなっています。そこで、ファミコン互換機が登場しました。 ファミコン互換機は、基本的にはファミコンの内部回路を再現したものです。しかし、完全に同じものを作るのは困難なため、一部のゲームは正常に動作しない場合があります。また、著作権や特許などの法的な問題もあります。そのため、ファミコン互換機は非公式なものがほとんどで、購入や使用には注意が必要です。 ファミコン互換機の作成方法はいくつかありますが、ここでは最も簡単なものを紹介します。それは、「ファミつく」という組立キットを使う方法です。  「ファミつく」は、基板をさまざまなモノに組み込むだけでファミコン互換機を作成できるDIYキットです。 以前に購入し、組み立てず放置していた「ファミつく」。 組み込むのに手頃なものが見つからなかったので、ケースを自作することにしました。 Tinkercadでケースをデザインしました。 Tinkercadとは、オンラインで3Dモデリングやプログラミングができる無料のツールです。Tinkercadは、初心者でも簡単に使えるように設計されており、ブロックを組み合わせるだけで様々な形やオブジェクトを作ることができます。 スイッチ ケース 上記を3Dプリンタで印刷。 組み込み 完成 基板の外形や穴位置なのでデータは公開されいないので、定規、メジャーなどなどで大まかに測定し、作成・・・・結果かなり、ズレがあり、何度も作り直ししました。 基板の外形が穴位置なのでデータが公開されていれば、製作の幅も広がると思うので、メーカー様にはご検討いただきたいところです。

VIC-1001のコンポジットビデオ信号出力ケーブル

イメージ
VIC-1001のビデオ出力は、コンポジットビデオ出力です。 当時の80年代のテレビには、 コンポジットビデオの入力端子はついてませんでした。 このため、VIC-1001では、付属のRFモジュレータでコンポジットビデオ出力をRF信号に変換して、家庭用のテレビにつなげるようになっていました。 VIC-1001の回路図を見ると、ビデオ/オーディオ出力(5ピンDIN)は次のようになっています。 ビデオ/オーディオ出力(5ピンDIN)のピンアサインは以下です。 ですので、ビデオ出力(5番ピン)とオーディオ信号(3番ピン)を取り出してやれば、コンポジットビデオ端子付きのテレビに直接接続できます。 配線図 製作例 ※オーディオ信号はモノラル信号をLRチャンネルに分配しています。 コンポジットビデオーHDMIコンバータでの使用例

PC-2001のカセットインターフェースのピンアサイン

イメージ
 数か月前にPC-2001をメリカリで800円で購入しました。 動作せずとのことでしたが、電池ボックスの接点の錆が原因でした。 とてもお得なお買い物でした。(これだからジャンク買いはやめられない・・・) ちなみに接点系で通電できない、音が出ないなどといったトラブル以外と多いので、 まずは錆などの確認をしたほうが良いでしょう。 で、表題の件を調べてみました。 以下のようになっているようです。 PC-8001/6001のカセットIFのピンアサインは以下です。 ということで、 PC-8001/6001のカセットインターフェースのケーブルを使用するための Min-DIN5Pー>DIN8P変換の配線は以下となります。

Picoの開発環境の構築

 下記記事を参考に、環境を構築してみました。 【Windows11】簡単にできるRaspberry Pi Pico 開発環境構築 (VSCode, C言語, PicoProbe) 記載の手順どおりでほぼ順調にセットアップ・・・ が、これもVS CODEのデバッガーが上手く動かない・・・ 違い  VS CODE、GitはPCにインストール済みなのでそのまま。    Debug Probeを使用 どうにも原因がわからず、とりあえず、以下のようにしました。 Arduino IDE(2.2.1)にPicoの開発環境(以下)をインストール https://github.com/earlephilhower/arduino-pico/releases/download/global/package_rp2040_index.json ※これを入れると、OpenOCDもインストールされる Arduino IDEでPicoのデバッグを開始したときのコマンドでOpenOCDのServerを起動 launch.josonの”gdbTarget”のポート番号を上記のものに合わせる             //"gdbTarget": "localhost:3333",             "gdbTarget" : "localhost:50000" , これでデバッグできるようになりました。 ・・・が。 Arduino IDEでは、同じコマンドを投げているにも関わらず、なぜかOpenOCDのServerが停止したり、デバッグが開始できない現象が出ています。 (Windows10環境のPCでは問題ないので、Windows11の問題?)

PythonでFPGA(FPGA高位合成環境の構築)

 今更ですが、インターフェース 2022年12月号別冊付録を参考に、PythonでFPGAを高位合成するための環境を構築してみました。 Windows11 PCに以下をインストール Windows 用 Icarus Verilog Polyphony Polyphonyでのコンパイル、Icarus Verilogでのシミレーションまでは順調に進む。 gtkawave用の信号波形ファイル(VCDファイル)が生成でつまづく。 Polyphonyに「-vd」オプションを指定とすると VCDファイルが生成されるとのことらしいが、生成されない。 simu.py でもVCDファイルが作れるとのことらしいので、試してみる。 が、以下のエラー発生。 「エラー 193: %1 は有効なWin32アプリケーションではありません」 ・・・・・ 結局、原因がわからず、以下のようにしました。 WSL上にUbuntuをインストール UbuntuにPolyphony、Icarus Verilog、gtkwaveをインストール Ubuntu上で simu.py を使ってVCDファイルを生成 gtkwaveで波形表示 これで上手くいきました。

failed to launch probe-rs debug adapter:executable 'probe-rs' was not found.

 下記ページを参考に環境を構築してみた。 Raspberry Pi PicoとRustで組み込みプログラム環境を整える デバッグ環境はDebug Probeを使用。 VS CODEのデバック設定でつまづく・・・ デバッガを実行すると以下のエラーとなる。 「failed to launch probe-rs debug adapter:executable 'probe-rs' was not found.」 いろいろと試してみる・・・ probe-rsを次ようにインストールしたみたところ・・・ cargo install probe-rs --features cli 無事VS CODEでデバッグができるようになった。